あなたの現状はどれに近いですか?
\クリック!/
\クリック!/
\クリック!/

視能訓練士の皆さん、診療報酬についてどこまで知っていますか?
視能訓練士なんとなくなら…。
人がやる検査は安くて、器械を使うのは高いんだっけ?



検査ごとに点数があって、点数に応じて患者さんがお金を払うんですよね。
1点は…10円?100円?
では、予想でいいので診療報酬が高そうな検査と低そうな検査を挙げてみて下さい。



高そうなのは両眼視機能検査や弱視訓練、眼底カメラかな



低そうなのはオートレフとかノンコン、スペキュラーあたりかな
上記のような答えが返ってくるかもしれませんね。しかし、これは大きな誤解です!
今回は、
という視能訓練士に向けて、診療報酬の考え方や知っておくべき理由を解説しています。



「診療報酬が高いから価値の高い検査」「安いから価値が低い検査」というわけではありません
眼科においては、診療報酬と検査の手間は必ずしも比例しません。
時間がかかっても診療報酬が低い検査、簡単にできても診療報酬が高い検査がたくさんあります。
「GPがHFAより安い」ことは、なんとなく知っている視能訓練士も多いかもしれません。
しかし具体的にいくらくらいの金額差があるかまで知っておくべきでしょう。
| 診療報酬 (円換算) | 所要時間 | |
| GPは両眼で | 3,900円 | 30分~1時間 |
| HFAは両眼で | 5,800円 | 15分~30分 |
特に、金額と検査時間を見比べるとその差は歴然。
GPは1時間でせいぜい1~2件ですが、HFAは1時間に3件は可能です。
つまり、単純に計算しても3,900円(GP1人)と17,400円(HFA3人)の差が生じます。



HFAを1時間に3人やると、ちょっとした週末旅行ができるくら稼いでるってことなんだ
検査スタッフ1人あたりの患者数と発生金額
| 1時間あたりの 患者数 | 1時間あたりの 金額 | |
| GP1台 | 1人~2人 | 3,900~7,800円 |
| HFA1台 | 2人~3人 | 11,600~17,400円 |
| HFA2台 | 4人~5人 | 23,200~29,000円 |
HFAは施設によって複数台を導入しており、検査スタッフ一人が同時に複数人の検査を平行すると、GPの5倍、10倍はお金を生み出すことになります。
視能訓練士の本分、斜視関連の検査は驚くほど安いです。
| 診療報酬 (円換算) | 所要時間 | |
| HESS | 480円 | 10分~ |
| 立体視検査 | 480円 | 10分~ |
| 斜視訓練 | 1,350円 | 15分~30分 |
どれほど苦労して小児をなだめ、ほめまくりながらハイテンションで訓練をしても、たったの1,350円…。
1時間に2人の患児を訓練できたとしても、1時間に2,700円にしかならないのです。
眼科検査の基本、レフケラ、ノンコン、視力検査のセットは、なんと3,040円にもなります。
| 診療報酬 (円換算) | 所要時間 | |
| オートレフ | 690円 | 10秒 |
| オートケラト (レフとは別に算定!) | 840円 | 5秒 |
| ノンコン | 820円 | 5秒 |
| 屈折検査 | 690円 | 5分~ |
ノンコンはあの一瞬で820円!
視力検査が終わるまでの一連の検査をまとめると、視力が出る人ならほんの5分程度で約3000円です。
1時間あたり10人検査したとすると、検査スタッフ一人が1時間で30,000円を生み出している計算になります。



ノンコンのあの一瞬がランチ代になるなんて…
眼底カメラは安いものの、OCTや自発蛍光眼底写真が加わるとその金額は莫大になります。
特に自発蛍光は、測定ボタンを押してから1秒以下で5,000円を生み出すため、眼科検査の中でも最も早く最も高い診療報酬になるでしょう。
(※単純に測定スピードと生み出す金額のみで計算)
| 診療報酬 (円換算) | 所要時間 | |
| 眼底カメラ | 580円 | 1分~ |
| 自発蛍光 | 5,100円 | 1分~ |
| 9方向パノラマ | 1,000円 | 5分~ |
| OCT | 2,000円 | 30秒~ |
一方、技術のいる9方向パノラマ撮影は、患者さんや検査スタッフの苦労に反し、たったの1,000円なのが悲しいところです。



OCTで発見できる疾患の早期治療ができるほど、将来の経済的損失や医療費の負担が減ることにつながるなど、診療報酬額には様々な考慮がなされています
(単純に小児の斜視弱視より成人の緑内障患者の方が財政を圧迫するため)
診療報酬の仕組みが分かると、診療報酬がどのように今の給料に反映されているか予測できるようになります。
視能訓練士の給料は、
によって決まります。
「小児の検査をこんなにやってるのに給料が上がらない」というのは、診療報酬の面から見ると当然のことなのです。



大変な検査ほど給料に直結しないなんて、ショック…



ただし、「難しい検査スキルを磨く」こと自体は無駄になりません!
あなたの希少価値が上がり、ほかの眼科医から高時給で求められるようになりますよ!



うち、田舎だから給料安いんです
診療報酬を知れば「地方だから給料が安い」という理屈は成り立たないことが分かります。
診療報酬は全国一律であり、土地代も安く、患者数も東京より多い地方で、「クリニックの売上が東京より低いから、給料も安くせざるを得ない」というのはおかしな理屈です。
現に、全国で最も安い秋田の土地代は2万5462円/㎡なのに対し、東京はなんと115万9668円/㎡(※1)という事実があります。



単純に東京の土地代は57倍も高いんです
また、眼科(ライバル)がひしめいている東京より、地方の眼科の方がライバルが少なく地域の患者を総取りできます。
臨床研修医を例にとると、「地方だから安い」が成立しないことが分かります。
東京の推定年収は約380万円程度。
ところが秋田・青森では550万円以上であり、そのほか年収の低い県も東京とほぼ変わりません。


つまり、地方勤務の視能訓練士の給料が安いのは、
あるいは、
という可能性があるのです。



給料が安いのは地方だからじゃなくて、実力不足や評価不足ってことなんだ…
診療報酬を知ることは、医療機関の固定費や医師からの人事評価も含め、今の給料との相関性を振り返るいい機会となるはずです。


視能訓練士が診療報酬について知るためにするべきなのは、
をカウントすること。
Contactでは次の3つの無料ダウンロード資料を用意しており、活用するとこれまでないほど診療報酬を意識できるようになります。
『眼科のお金大全』


『眼科のお金大全』では、眼科検査の診療報酬がそれぞれいくらなのか、イラストたっぷりで解説しています。
視覚的に金額が分かるので頭に入りやすいと評判です。
『眼科検査の売上計算表』


『眼科検査の売上計算表』は、今日一日でだいたいいくらお金を生み出したのか正の字でチェックし、実際の金額を自分で計算できるようになっています。
外来の忙しさによっては、書き漏れやカウントできない件数も多々あるでしょう。
しかし「試しに一日、今日の金額をカウントしてみよう」という意識が大切なのです。
たった一日でいいので、ぜひトライしてみて下さい。
『眼科検査コスト一覧表(検査スタッフ向け)』


検査スタッフ向けに、眼科検査の保険点数を一覧表にしています。
プリントして検査室に置いておくと、検査スタッフ全員で共有できます!
(※診療報酬を正確に算定するのは非常に複雑のため、医療事務用ではなくあくまで検査スタッフが診療報酬を意識するために簡便化しています。)
以上3つの資料を活用すると、



この検査が高すぎてヤバイ



この検査ってこんな安かったんだ
このような、今までにない気づきを得られるでしょう。
診療報酬を知らないことで問題なのは、
「視能訓練士は検査をするのが仕事だから、診療報酬を知る必要はない」
「大変な検査をしているのに給料が低いのは不公平」
と思い込んでしまうこと。
診療報酬と検査の関係を知ると、給料を生み出しているものが何か、今の給料は適正かどうか考える力が身につくようになります!



確かに、診療報酬を知らなければ、どんな流れでクリニックがお金をもらっているか分からなかった!
診療報酬に関する資料はContactキャリアに登録すると無料でダウンロードできるので、検査室にいる皆さんでぜひシェアして下さい。
一度でも目を通すと、翌日の臨床から検査の見方が変わりますよ。
※繰り返しますが、診療報酬の高い低いによって検査の価値が変わるわけではありません。
※1出典:『土地代データ』