あなたの現状はどれに近いですか?
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あなたの職場では、残業代がきちんと支払われていますか?
「残業代は外来業務に対してだけ支払われるもの」
「医療職だし、少しくらいサービス残業があるのは当たり前」
などと思っていませんか?
医療職では「患者や社会のために尽くすべき」という価値観やボランティア精神から、長時間残業の習慣化や残業代の未払いが起こりやすくなります。
しかし、たとえ医療職であっても、残業代は労働の対価として支払われるべきです。
この記事では、実際に数年間のサービス残業を経験した筆者が、アンケート結果をもとに、視能訓練士の「残業代が出ない問題」について解説します。
筆者あなたの市場価値を見直すための参考にして下さい!
この記事を書いた人
視能訓練士の残業の実態を知ることを目的に、Instagramにて残業代に関するアンケート調査を行ないました。
まずはこちらの結果を見ていきましょう。
※Contact公式Instagramアカウント「@contact.co_」にて実施。回答者は約40名。


残業がある人、ない人、それぞれ約半数の結果となりました。
残業時間は約30分が多いですが、中には1時間以上という人も…。


外来業務が半数以上ですが、勉強会や学会の準備、事務作業、手術など残業の内容はさまざまでした。
勉強会や手術関連の業務は、視能訓練士の市場価値を高めるスキルになりそうですね。



でもサービス残業はしたくないです…


残業代が全くでないという人が約20%、「一部出ない業務がある」と合わせると約40%の人がサービス残業の経験があるという衝撃の結果になりました。



残業代が全部出る人が30%しかいないのは驚きですね…


残業代が出る人の中には、15分/30分単位で支給される人が53%もおり、過半数が「残業代の切り捨て」に遭っていることがわかります。


圧倒的に「付くべき」が多い半面、「勉強会だから付かなくていい」と考えている人もわずかにいました。
仕事への熱意が高い人ほど対価を求めないのかもしれませんが、実は勉強会も立派な残業なのです。



勉強会の準備で残業するのは仕事が遅いからだ!と上司に言われたことがあります…


転職意欲が高い人が過半数を超えていますが、「転職先がない」人が41%もいることに驚きました。
「視能訓練士を欲しい眼科と転職先を見つけられない視能訓練士」
のすれ違いの構図が浮き彫りになっています。
一方、現状で我慢している人は、残業代が出ないことを許容できるメリットがあるのかもしれません。



とはいえ、転職したってどの病院も同じじゃないかな?とも思ってしまいます…
残業代とは、施設側が定めた所定労働時間を超えて労働した場合や、労働基準法で定められた1日8時間、週40時間を超えて働く場合、残業代が発生します。
つまり医療職であっても労働者である限り、所定労働時間を超えれば、正当に残業代をもらえる権利があるのです。
※所定労働時間は就業規則に記載されています


「外来業務は残業代が出るけど、それ以外は出ない」という場合も少なくありません。
しかし、本来は残業代が出るべきです。
参考:労働問題弁護士ガイドを元にContactメディアで作成
勉強会や学会の準備などは外来業務ではありませんが、「個人の勉強」ではなく業務に関わるものと考えられるため、残業代の支払い義務があります。
また、勉強会以外にカルテに関する事務作業などもクリニックにとって重要な業務であり、勤務時間外に行なった場合は残業代が発生します。
サービス残業とは、労働者が本来は「労働時間」として認められるべき労働を、無償の「サービス」として提供することです。
「残業があるにも関わらず、残業代が支払われていない」状況は、サービス残業となります。
残業代は労働基準法で定められた労働者の権利であり、それが支払われないサービス残業は、本来「違法」なのです。


残業代がきちんと支払われたら、どのくらいもらえるのか?
実際に例を挙げて、残業代がいくらになるのか計算してみましょう。
残業代は、以下の計算式で算出できます。
残業代=時間に対して支払われる給料/月平均所定労働時間 × 割増率(1.25) × 残業時間
※時間に対して支払われる給料:給料から各手当などを差し引いたもの
※月平均所定労働時間:始業時刻から終業時刻までの時間(休憩時間を除く)
※割増率:労働基準法に置いて定められている
残業代の計算例
残業代の計算方法
20万円/160時間=時給1,250円
1,250×1.25×25時間=3万9,063円
Aさんの残業に対してきちんと残業代が支払われた場合、給料に加えて月に約4万円がもらえる計算になります。(数値は目安です)


ここからは、過去に勤務した2施設(総合病院、眼科専門クリニック)で日常的にサービス残業を経験した、筆者の体験談を紹介します。
もし、当時の私と同じ環境の人がいたら、「これは決して当たり前ではない」と気付くきっかけになれば幸いです。
2施設とも外来の検査業務のみ、残業代を申請できました。
勉強会や学会の準備、実習生や新人のレポート添削、事務作業など、外来以外の残業も多い環境でしたが、作業に入る際はまず退勤手続きをすることが暗黙のルール。
もちろん、どれだけ残業しても残業代は発生しません。
週1の院内勉強会では、交代制で担当者の順番が回ってきます。
私含め担当者になった職員は、資料作りのため毎日2~3時間サービス残業していました。
クリニックの代表として学会発表を任された時は、準備のために毎日残業していました。
中には終電近くまで残ったり、休診日にも出勤して作業したりといったこともありましたが、残業代や報酬などは一切出ませんでした。
当時、ほぼ毎日帰りが遅くプライベートの時間も仕事に削られていましたが、残業代が出ないことに対して疑問を抱いていませんでした。


さらには、「残業せざるを得ないのは、自分の仕事が遅いから。それを残業代として請求するなんて、卑しいことだ」とさえ思っていました。
同僚や友人も同じような環境だったため、「医療職はこれが当たり前なんだ。しんどいけど仕方ない」と諦めていたのです。
その後、転職した3つ目のクリニックは、外来業務以外でもきちんと残業代が支払われる施設でした。
そこで初めて、これまでの残業代に関する認識が間違っていたことに気付いたのです。
残業代は、業務内容に関わらず労働の対価として支払われるべきものです。
サービス残業によって、あなたの大事な時間を安売りしてはいけません。
この記事が現在の働き方や残業代について、改めて考えるきっかけになれば幸いです。
残業代に不満がある人は、転職も視野に入れてみましょう。
勉強会や学会に参加した経験はあなたの市場価値を大きく上げているはずです。
そろそろ適正な年収を提示してくれる眼科を選ぶ時期ではないでしょうか。
視能訓練士スキル診断であなたの市場価値を測り、今の職場があなたの能力に見合っているか調べてみて下さい。

